FAQ
よくある質問

お寺にお骨を置いて頂いてしばらくお参りしてないのですが、どのようにお参りしたらいいでしょうか?

この質問はたまに聞かれることがあります。

当山にも預けられてしばらくお会いしてない方や、お参りされてない方がいらっしゃいます。

 

様々なお寺でそうした方がいらっしゃると聞きます。お仏壇にお骨を置いたまま離れがたいと申される方は、心寂しさが残ってらっしゃると思うのですが。お寺に預けられた方は安心されたのか、何もご連絡がないとお寺側としては何かあったのか、どうかされたのかと心配になります。

 

お墓やお骨に対する意識は、各TVの報道番組やインターネットの情報で意識が変わってこられた方々がいらっしゃるのかもしれませんが、何もしたくないと言われたり、あとは任せますと言うようにお骨を預けてから一切連絡がない方や、お金を使いたくないから。お墓を建てるや買うからと言ってなかなか建立されない方もいらっしゃいます。お骨になられた御仏に合掌し奉るのは僧侶しかいないのは寂しく思います。お墓や納骨堂も様々な場所があるので、あまりご負担にならない所を探して頂けたらと思います。

 

近しい人がいなくなったのであればお寺側は納得するでしょうが、御手を合わせる方がいながら取りに行くと行って来られない方はどうお考えかと思います。お寺側は勝手に納骨はできない事もあり、いつ来られるかわからない年月を待ち続けて念仏し過ごすのもいつも私だけの念仏で申し訳ないですと思いながら過ごしているお寺様もいらっしゃるかもしれません。

 

と、人任せになりすぎないようにお考えなさり、仏教徒であるならばご縁のある方にお会いできるお体がある間は、感謝を伝えるご挨拶や共に過ごした時間を思い返す場として、味わい深く御手を合わせて頂ける場を設けて頂いてはいかがでしょう?後継者がいないのであれば、永代経(永代供養)をされて一つの節目として悔やみ頂いてみては。ご無理の無いようにお寺様やご家族ご親類、ご友人、近しい人々にご相談されてお考えになられては如何でしょうか。

長くなりましてすみません。

夫婦でも親子でも同じ墓に入りたくない理由があり、悩んでます

近年、お連れ合い様が亡くなられてご身内のお付き合いの関係でこうおっしゃる方が増えた様に思います。

人のご縁は様々ですが時にはこうした決断を下さる方がおり、僧侶にご相談される方が増えております。

石墓の場合入る場所が分けにくい事や、使用土地の関係で費用がかかることもあります。

納骨堂の場合、仕切りがあるので家系を分けて納骨することができる。

お子様がいらっしゃる方かいない方でお考えが変わると思われます。

 

どういった場所にお墓や納骨堂を探したらいいですか?

近年、石墓離れが進みつつ納骨堂を選択される方が増えてきていると聞くことが増えました。だからこそと石墓で山の見晴らしが良い場所を選ばれる方もお聞きします。

どちらにしてもお歳を重ねられた時に交通便が良い場所、電車の駅の近く(例、当寺の様に阪神電車新在家駅の近く)、車が運転できなくなったりしても行きやすい場所、周辺施設が何かと充実しているなど。様々な意見を聞きます。

やはり足元や立地条件のご心配の意見が多く聞きますのでご参考にしてみてはいかがでしょうか。

後はお墓を運営されているお寺様との相性や、人柄などもお聞きします。

 

納骨堂やお墓をご購入される際のご寺院の選び方。

  1. よく聞かれますが、檀家(ご門徒)にならないと納骨堂に入れないのかと聞かれます。

当山では、納骨堂に入檀頂いてもお付き合いの強制はしていませんが、お寺によっては納骨堂を契約する際に、檀家(ご門徒)にならないと入檀できない所も。

歴史がある寺院で緊張してしまい、格式高い雰囲気で話しにくい、入るのに萎縮してしまう。後は寄付金を頼まれるのではないか?など。しかし、そういった寺院を好まれる方もいらっしゃいます。

菩提寺の寺院様によっては、自坊以外のお寺にお墓や納骨堂をご購入されるのを懸念されるお寺様もいらっしゃると聞きます。

寺院に納骨堂が無いお寺様などは、ご本山に納骨を勧められたり中の良いお寺を勧められたりされる場合もあるでしょう。

菩提寺がある方はお寺様とよくご相談になってお考え下さい。

お付き合い寺院様が無い場合や菩提寺にご相談されにくい場合は、ご自身でお付き合いしたいと思うお寺を探されてみるのも一つでしょう。

檀家(門徒)にならなくてもお付き合いできるのでしょうか?

当山では、檀家(ご門徒)様以外でもお墓やお葬儀、法事などの際だけでもご依頼がございますので強制致しません。

お寺様によっては、檀家(ご門徒)にならないとお参りされないというお寺もある様です。